幕末妖怪物語*

「トシ、その子達は誰だい?」

近藤勇さん。

いかついけど、何か暖かい人?

僕の知らない分類の人だ。

「あぁ、この餓鬼は総司と同じらしいんだ。」

何が?

さっきもその言葉は、聞いたが一体なんの事だ?

「それは本当かね!」

近藤は、土方じゃなく僕に詰め寄る。

「えっと、僕は何の事だか。」

何も聞いてないし。

「あ"?何も知らねぇはずねぇだろ?」

いや、知らねぇし!

「土方さん、神季様は本当に何も聞いておりません。」

僕の変わりに、黒猫が言ってくれる。

沈黙。

「総司ぃぃいい!!どういうことだぁぁああ!!」

スパーン

土方は、勢いよく襖を開けると、出ていった。

煩い!!

耳!耳が腐る。

何がしたかったんだ?