幕末妖怪物語*

取り合えず、土方の後を追った。

沖田達は、その場に残ってた。

そう言えば、めちゃくちゃ今更だけど……包帯巻いてない!

「黒猫……包帯してなかった。」

「……………馬鹿。」

いつもなら怒るが、今回は本当に何も言えねぇ。

「それより、神季様。」

「何?」

僕の心にトドメを入れる気か?

「そうではなく、さっきの沖田さんの言葉。」

” 僕は、敵、味方じゃなくて友達かな?”

「……あれが、どうかしたか?」

「まるで、妖怪に知り合いが居る様に言いませんでしたか?」

「………あ!」

何で気づかなかった?

「おい、コソコソと何だよ!着いたぞ!」

僕達は、話すのを止めてついていく。

「近藤さん、俺だ。入るぞ。」

スー

襖を開けてそこに居たのは

「ゴ「黙れ。」……チッ」

土方に言葉遮られたし……。

「舌打ちすんな!」