幕末妖怪物語*

「僕等の屯所に。」

多分笑顔何だろうが、わからん。

逆光で!

「とりあえず、付いていくだけ行くぞ。」

「御意。」

あの浅葱色の羽織、それと屯所と言う場所。

もしかしたら、厄介な者に出会ったか。

僕等は三人に付いていく。

てか、あの真ん中に歩いているやつ、沖田と同じ声だった?

まさか、あいつが沖田総司?

でも、そこまで似るものか?

たかが、名前が似ているだけで?

ダメだ、混乱してきた。

やがて、目の前に大きな門が見えてくる。

「あれ、何て書いてある?」

まだ遠すぎて、僕には見えないが、黒猫なら読めるはず。

「えっと、新撰組かな?」

しんせんぐみ?

あの新撰組か……。

沖田が、めちゃくちゃ説明してた気がする。

へぇー、やっぱりそうだったんだ。