幕末妖怪物語*

すると、煩かった声が聞こえなくなる。

後ろを振り返っても、暗い森が続くだけ。

しばらくすると、黒猫と沖田、林檎が出てくる。

何も、無いところから。

これが、結界の力だ。

入るやり方を知らないと入れない。

さてと、行きますか。

真っ直ぐ前を見ると、鳥居があって、しばらく先に、祠がある。

僕達四人は、祠まで歩く。

「じゃあ、行ってくる。」

俺は振り向き、沖田に言う。

「あぁ、次はいつ帰って来るんだ?」

沖田は、心配そうにこちらを向く。

そんなに心配しなくて良いのに。

「早くて、三日後には帰るつもりだ。」

僕が、そう言うと沖田は頷いて一歩下がる。

さて、話も終わったから能力を使いますか!

僕は祠に、手を伸ばす。

僕の手が、祠にさわると同時に青白く光出す。

「黒猫。」

黒猫に向けて、手を伸ばすとギュッと黒猫も手を伸ばし握る。