幕末妖怪物語*

いつの間にか沖田は、隊士隊を解散させていた。

そして、飛んでくる烏をみて笑顔になった。

知り合いか?

沖田は烏を肩に乗せ、こちらに近づいて来る。

そして、第一声が

「何してんの?神季君達。」

今の僕は目を閉じ、じっとしていて、

黒猫は、僕を被い隠すように立っていた。

はたから見れば、かなり可笑しな状況だろう。

いろいろと説明したいが、今はそれより……

「その烏は何ですか?」

普通じゃあり得ない、妖気をまとった烏

そして、沖田と知り合い。

と言うか、新撰組の幹部とは皆知り合いぽかった。

すると、いきなり

「こいつか……?」

と烏がしゃべった。

驚く僕と黒猫を余所に、沖田は能天気に答える。

「あー、そだよー」

沖田は、まだニコニコしていた。

状況が未だ理解出来ていない僕らに、平助が助け船を出してくれる。

「おーい総司。久しぶりに会えたのが嬉しいのはわかるけど、そろそろ説明してやれよ。」

ナイス!犬!