狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「祷~、もう私過労死しちゃう」


そう言って私の机にのしかかって来たのは、


友人の理奈だった。


少しケバい子だが、実は凄く姉御肌だ。


「授業なんて、大嫌いだ~!」


理奈は口先を尖らせながらぼやく。


私は苦笑いしながら、