「失礼します」 私は薄暗いその部屋に入った。 部屋の中には、父と要。そして、以前襲った男と私と同い年ぐらいの青年だった。 私はまた父の隣に座った。 「紹介します、華杜家現当主の華杜祷だ」 父の言葉に、私は軽く一礼する。 顔を上げた時、あの青年がこちらを見ていた。