狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「祷様、今日の休日はどうお過ごしですか?」


廊下を歩きながら、私は考える。


「稽古したいけど、子供達と一緒に遊びたいんだよなー…」


「では祷様、遊びながら稽古致しましょう」


「ん?」


私は首を傾げる。


響の顔は、名案があると言った顔をしていた。