布団を綺麗に畳み、押し入れに戻す。


そのままクローゼットから、青いワンピースを着る。


すると調度、


「祷様、おはようございます」


部屋の入口から、少年の声が聞こえる。


「おはよー、響」


私は襖を開け、立っていた響の頭を撫でる。