「今度そちらに子供達の菓子を用意致します」 私はまるで今時の可愛い女の子を演じて、 先程の父のようにニッコリ笑って。 「私…子供大好きなんです、女だから」 そう吐き捨て、私は大広間に背を向ける。 その時、大広間にいた他の当主共は目をある一転に集中させた。 そこには、綺麗な華が満開に咲き誇る華杜の家紋とその間にはっきりと刺繍されていた…