「祷様、先代様がお呼びです」 「わかってる。屋敷中の嫌な気配、早く消さないとね」 「大広間で…妖怪退治屋四名家のご当主様方がお待ちです」 「私、あの男共嫌いなのに」 私はさっと薄ピンクの浴衣を着て、黒ずんた赤い羽織を羽織る。 寝起きの顔を、パンと叩いて目覚めよし。