「おい祷、いきなり先代様の客人を襲うなんてお前も馬鹿だな」 「…」 そう。コイツは現当主の私に、優しくない。 要は人間の見た目では約23歳。妖怪で言うと、軽く100歳は越えている。 私はコイツに敬語を使わなくてはいけないけど、それは人間の間の話。 それに、この屋敷の中では私の方が上なのに。 厳密に言えば、一番上は父だが。