「こらお前等、祷が困ってるだろ」 「あ、要だ」 青い浴衣を着崩した、銀髪の青年の要がのろのろやって来た。 「要兄様、妖術を教えて下さい!」 「は?今、祷が帰って来たばかりだろ。 ちょっと待て」 そう、要は「妖怪」でしかも父から厚い信頼を得ている。 言わば父の右腕なのだが、コイツがまた…