狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「祷、そこまでだ」


その声が聞こえた瞬間、声の主を見た。


「お父様」


紺色の和服姿の父がそこにいた。


「その人は私の、お客様だ」


父のその一言で、相手の顔を見る。


相手は両手を上げた。