本当は、ずっと昔から自分が他と違う事を知っていて… だから周りとは、必ずどこかで一線を引いて。 ギリギリまで近づいても、それ以上は踏み込まないし踏ませない。 祷はずっと、産まれた時から一人ぼっちだった。 その事がわかった瞬間、空海の目から涙が溢れた。 その事に、もっと早く気づいていれば。 早くその一線を無理にでも踏み越えて、祷の元へ行くべきだった。