狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



本当は、ずっと昔から自分が他と違う事を知っていて…


だから周りとは、必ずどこかで一線を引いて。


ギリギリまで近づいても、それ以上は踏み込まないし踏ませない。


祷はずっと、産まれた時から一人ぼっちだった。


その事がわかった瞬間、空海の目から涙が溢れた。


その事に、もっと早く気づいていれば。


早くその一線を無理にでも踏み越えて、祷の元へ行くべきだった。