狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



だが、男の子は強い覚悟を持っていた。


「もう二度と、家族が傷つく所は見たくないんです」


その言葉に、祷はきっと突き動かされたのだ。


そして、泉さんは祷に右腕が必要だと言い男の子を祷の傍に置いた。


それが、「響」だった。


響の登場で、祷は少しづつ明るさを取り戻した。


自分はもう2人失っている事から、響に同じ気持ちになって欲しくないと思っているのだろう。