周りから、やはり華杜祷は要らない存在だと言う声がちらほら聞こえた。 しかし、希望はあった。 「私…普通な子みたいになりたい」 それは、近所で祭りが行われていた日だった。 きっと、楽しそうにしている同年代の女の子を見て羨ましいと思ったのだろう。 それから、すぐに泉さんは稽古の時間を減らした。 そして、美香さんは祷と買い物によく行くようになった。