狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「私のせいで、産まれてくる子供が妖怪だったら…私は最低の母親ね」


「そこまでおっしゃらなくても」


「いいえ、私の責任よ。だからこそ、この子が妖怪なら最後まで私がこの子を守る」


美香には強い心と意志がある。


要はそう感じた。


「今戻った」


泉の声に、美香はとびきり笑顔で振り返る。