泉に“当主の右腕”として、仕えてくれないかと言われた時、要はすぐに返事をした。 最初は周りの者達に反対されていたが、泉は頑なに要を手放さなかった。 そして、泉の妻、美香が子供を身ごもった時。 泉は産まれてくる子供が、もしかすると妖怪の力を持っているかもしれないと言った。 そこで泉は要に、妖怪の力があるかどうか確かめて貰いたいと願った。 要は頻繁に美香の体調と、お腹の子供の波動を確かめた。 産まれてくるその時まで、三人は不安と期待を胸に秘めていた。