狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「それはつまり、華杜当主が半分妖怪であると!?」


六道は驚きに声をあげた。


狐は腕を組み、事の真相を淡々と話し出す。


「華杜祷の母、華杜美香は一度妖怪に襲われ重傷を負った。その時、わずかに妖怪の力が混ざった」


「私は、半分妖怪という訳か?」


祷の問いに、狐はふふっと笑う。


その時、バダンと勢いよく扉が開く。