狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「自分は妖怪退治屋としては、力があり過ぎるとは思わんか」


「…」


狐は妖艶な笑みを浮かべると、満足そうに


「それは…華杜祷、貴様の体内に“妖怪の力”が混じっているからだ」


「…っ!!」


それは、本当に唐突で。


祷の弱った心の奥深くに突き刺さる。