すると、六道は問いかけて来た。 「お兄さんの、華杜月影が戻ったと聞いた。当主の座は、そちらに渡すのか?」 「いいえ、私が死ねば兄様に座が渡りますが私はそう安々と死にません」 「すまない、煩わしい事を聞いて」 六道は頭を下げた。 「頭を上げて下さい。六道様」 私はそう六道に言った。