「お連れの方々は、ここでお待ち下さい。祷様は、奥へどうぞ」 青年に言われ、私は響と空海と別れ一人陰陽の総帥がいる部屋に入った。 「初めまして、華杜祷様。己は、陰陽師本部総帥、六道と申します」 部屋の中にいたのは、白髪に長いヒゲを伸ばしたお爺さんだった。 「このたびは、己との会談を承諾して頂き誠に感謝申し上げます」 「いえ、私も陰陽師総帥どのにお会い出来て光栄です」 私はゆっくり頭を下げた。