狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「それでも、一週間以内に華杜家当主との会談をしたいと総帥が言ったんだ」


要さんも、これはどうにも出来ないと言う顔をした。


「祷の傷、まだ治りそうにないのか?」


泉さんが問いかけると、登美男は黙ってしまった。


祷の傷は、もうほぼ完治している。


だが、意識が戻らないのではない。


もっと他の、何かがある気がする。