「寺嶋綾、この屋敷にいれば安心だ。響…アレを持って来い」 「っ」 響は無言で用意を始める。 「寺嶋綾、貴様は妖怪を見る視妖の力に目覚めた。でも安心して、あなたの世界は私が守る」 「華杜祷さん、あなたは…一体何者なの」 響は膝を付き、布にくるまれた物を差し出した。 私はそれを取り、寺嶋綾を見る。