狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



カチカチカチ…


時計の秒針の音だけが、私の耳に入る。


その時だ、私に運命の開始を予見させた。


「すみません!」


「っ」


可愛い声、しかも今日聞いた事のある声だ。


私は部屋から飛び出し、声がした玄関に駆け出した。