「あの女、視妖の力に目覚めたようだが…大丈夫か?」 「札を渡した。その中の一枚は私の式神だ」 「よりによって、こんな事態に…」 私は屋上から、グラウンドで体育の授業を行っている生徒の声、教室から聞こえる教師の声。 そして、学校の敷地の外から感じる妖怪の気配… この世界には、目に見えない境界線がある。 人間と妖怪の境界線。そして…