狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



私は女の子に手を差し伸べて、


「安心して、私はあなたと同じ力を持っている。恐れないで」


女の子は恐る恐る私の手を取った。


「あなた、名前は?」


「て、寺嶋綾です」


「寺嶋さん、突然だけどあなたはこれから普通の人のように生きられないわ」


私の言葉に、寺嶋綾は顔を青ざめた。