狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



その日、私はずっと空海の服袖を掴んだ。


空海はなにも言わず、ただ私の隣にいてくれた。


私はなにも考えなかった。


今夜、登美男が私に代わって妖怪退治をしてくれた。


父さんは兄さんから、私の心情を聞いてとても思い詰めた表情をした。


それから、しばらく妖怪退治を休めと父さんが言い、私は休む事にした。


でも、そんな平和な日常はすぐに終わる。