狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「…空海」


「なんだ?」


私は唇を噛み、空海の服袖を握った。


「…一緒にいて」


「あぁ」


空海はなにも私に問わなかった。


きっと、あの人が私の兄さんだと知っているのだろう…