この前にいるのは、正真正銘の私の兄。 本当はこの人が、華杜家22代目になるはずだった。 月影兄さんは、昔から私の憧れで追いかけた続けていたい存在だった。 そう、あの日までは。 月影兄さんは、妖怪を二度と出現させないように強力な呪術を使った。 でもそれは失敗で、妖怪は暴走。 そしてその場にいた、母は私をかばって死んだ。