狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



「すみません…」


相手はそう、悲しげに呟いた。


「とにかく、このままだと祷はお前を殺してしまう…すまないが、どこか別の」


「いえ、私は祷と話がしたく、決着を付けたく今日は帰りました」


相手がそう言うと、華杜泉は相手を見つめ


「祷には悪いが、力をしばらく制御しよう…響、祷を部屋へ」


響は短く「はい」と返事をして、慌てて駆け寄る。