狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



槍の刃が相手に突き刺さろうとしたその時、


「祷!落ち着け!」 


私と相手の間に、風のごとく現れた父がいた。


私の槍の刃を、日本刀で押さえ込んだ。


「冷静になれ、祷!」


「っ」


私は父の向こうに、すぐそこにいる相手を睨みつける。