狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



そして、空海は祷の怯える原因をすぐに理解した。


その日の夜。


「祷~、会いたかったよ~!」


「いやーー!」


祷は慌てて空海の後ろに隠れる。


空海は目の前にいる、同い年の妖怪退治屋である青年を見た。


静かな夜に、祷の絶望の声が響く。