狐ノ面ト鴉ノ妖怪戦記



授業がいつも通り終了して、私は理奈に挨拶して教室を出た。


今日はお稽古の日だと言っている。


人間の間を通り、下駄箱で靴を履く。


「い、のり」


「ん?」


振り返ると、なんだか疲れ切った表情の空海がいた。


きっと女子に質問攻めされたんだろう。