一歩、屋敷から出ると一瞬で現代のよどんだ空気を肺が吸い込む。 気合いを入れて、歩き出す。 「祷」 「っ」 ガバッと振り返ると、そこには空海がいた。 少し不服そうな顔だが、まぁいいか。 「空海ー、学校まで一緒に行こうか」