姫百合


「でな、文化祭の売上げ一位のクラスは豪華商品が毎年あんねん!
せやから全クラス文化祭はりきっとるんやで~。」


へぇ~。豪華商品、ねぇ~。


うーん。
男性客狙うんだったら、カフェとか開いて裏メニューで喧嘩いれたり。

女性客狙うんだったら、そうだな。
ホストでもやったり、可愛い雑貨売ったり。
....絶対前者だな。こいつら顔はいいらそっちの方が絶対売上げ伸びる。

でも喧嘩もすてがたい。


でもでも売上げ伸びるっていったらホスト。

よしここは、

「なぁ、春姫、白猫。どっちがいいと思う?」

「何がだ?」

「ホストとカフェ。」

こうゆうときは聞いた方が早い。

「「カフェとホスト合体させたやつ。」」


欲張りだな。
けど、その考えもありだな。


「じゃあ、それにしない?」


「せやな!」

「カフェには裏メニューで喧嘩いれたりしてなぁ~。」


おぉ、気が合うなぁ春姫。


「よし!そんじゃ、

みんな聞いてや~!
来月の文化祭の出し物、カフェとホスト合わせたやつやりたいんやけど、えぇか?

裏メニューには喧嘩いれたりしてな!」

うわ、すげぇ。
クラスのやつら黙って聞いてるよ。

「いいな。それにしようぜ!」

「そうだな!」

「ナイスアイディア!さすが白猫!」

賛同してる。

「まぁなぁー。」

おい、お前の手柄じゃねぇだろ。

まぁ、白猫がこのクラスの中心人物のようだし、いいっか。