姫百合



「おーい。華威どうした?」


「あぁ、ゴメンゴメン。で、何?」



すっかり自分の世界に入ってしまってたようだ。





「ったく、だからな?
 華「なんや~春姫?もう、転校   生んとこナンパしとんのか?」」





「違うっつうの!
 全く、俺はいつもナンパしてるわけ じゃないんだけど?白猫(はくね)。」





どうやら、私と春姫の間に入ってきた元気が取り柄ってだけっぽいすっげー明るい男は、白猫とゆうらしい。

白猫は名前に似て白い髪に赤のメッシュが春姫と同じく2本入っていて、赤のカラコンだ。


それにしても、仲良いな...。



「華威、コイツのこと気にしなくてい いからな。元気が取り柄ってだけ  の馬鹿だから、華威に馬鹿がうつっ ちまうからな。」




っあ、合ってたんだ...。


「ちょいまてや春姫。
 俺そんな馬鹿やないで!?
 紅覇もそんな微妙に引かんとい   て!!」




いや、別に引いたつもりはなかったんだけど...。顔に出てたか...。