「会いたい白に、会って色々と話したい」
「………」
黒幻様は、私から視線を逸らした。
「教えてください黒幻様、白は今どうなっているのですか!」
「………、あいつの姿はまだ化け犬のままだ」
「そんな…」
「だから俺達は、霧奥地の鳥居の向こうに白幻を追放した」
「白はもう助からないのですか?」
「助かる方法はある、君が持っているマフラーをあいつの首に巻けば、妖力が抑えられて元の姿に戻る」
このマフラーを白の首に巻けば、白は元の姿に戻る。そしてまた、あの笑顔が見れる。
「その為にも、君の力が必要だ巫女様」
「はい」
涙を拭って、霧の中を進む。
白は絶対助ける!
「………」
黒幻様は、私から視線を逸らした。
「教えてください黒幻様、白は今どうなっているのですか!」
「………、あいつの姿はまだ化け犬のままだ」
「そんな…」
「だから俺達は、霧奥地の鳥居の向こうに白幻を追放した」
「白はもう助からないのですか?」
「助かる方法はある、君が持っているマフラーをあいつの首に巻けば、妖力が抑えられて元の姿に戻る」
このマフラーを白の首に巻けば、白は元の姿に戻る。そしてまた、あの笑顔が見れる。
「その為にも、君の力が必要だ巫女様」
「はい」
涙を拭って、霧の中を進む。
白は絶対助ける!



