「優…雨…?」
机を叩いた音がした方を見る
「え…涼ちゃん…?
涼ちゃんじゃない、8年振りね」
私の幼馴染…そして私の初恋の人
「ホントに優雨か…?」
「ふふっ、そうだよ。
涼ちゃん、机を叩いてまで
私の名前呼んだのに疑ってるの?」
「いや、なんか、変わったな…って」
「…8年も経ったもの、変わりも…
するわよ。涼ちゃんも、変わったん
じゃない?」
私は、何も変わってない
いや、変わった…わね
「優雨、8年の間、何があった」
「何も無かったけれど」
「嘘つくな!!!言え!!」
いきなり怒り出した涼ちゃんにクラスの人達が驚いてる。もちろん美沙も
「…私は、私を消したの…
もう、貴方が知っている私では
ないわ。…でも…昔の私も今の私も
結局、失敗作だったわね」
「そんな事ねぇ!!お前の親と姉貴は
失敗作だなんて言った事ねぇだろ!
お前は愛されてたじゃねぇか!
何がお前を変えちまったんだよ!!」
何も、何も知らないくせに
自分の手のひらに爪がくい込んでいくのが分かる
「もう、愛してくれる人なんていないの
よ。失敗作だなんて、親にも姉にも
何百回も言われた事あるわよ!
貴方に私が教えなかっただけよ
貴方は私の何も知らないでしょう!?
ねぇ、守臣諴の総長さん
私の何が分かる?」
「!…優雨…!」
「て、てめぇ、涼介に何偉そうな口
たたいてんだよ!!」
「そうです。いくら幼馴染でも
限度ってものがあります」
ホントに私の何も知らないのに
「うるせぇ!
何だよ、てめぇら、優雨は正しい事
しか言ってねぇだろうが!!
何も知らねぇんだから、黙っとけば
いいんだよ!!
今、優雨に対して何か思った奴
一生優雨に関わるな!!」
美沙…やっぱり私の事がよく分かってる
わ
机を叩いた音がした方を見る
「え…涼ちゃん…?
涼ちゃんじゃない、8年振りね」
私の幼馴染…そして私の初恋の人
「ホントに優雨か…?」
「ふふっ、そうだよ。
涼ちゃん、机を叩いてまで
私の名前呼んだのに疑ってるの?」
「いや、なんか、変わったな…って」
「…8年も経ったもの、変わりも…
するわよ。涼ちゃんも、変わったん
じゃない?」
私は、何も変わってない
いや、変わった…わね
「優雨、8年の間、何があった」
「何も無かったけれど」
「嘘つくな!!!言え!!」
いきなり怒り出した涼ちゃんにクラスの人達が驚いてる。もちろん美沙も
「…私は、私を消したの…
もう、貴方が知っている私では
ないわ。…でも…昔の私も今の私も
結局、失敗作だったわね」
「そんな事ねぇ!!お前の親と姉貴は
失敗作だなんて言った事ねぇだろ!
お前は愛されてたじゃねぇか!
何がお前を変えちまったんだよ!!」
何も、何も知らないくせに
自分の手のひらに爪がくい込んでいくのが分かる
「もう、愛してくれる人なんていないの
よ。失敗作だなんて、親にも姉にも
何百回も言われた事あるわよ!
貴方に私が教えなかっただけよ
貴方は私の何も知らないでしょう!?
ねぇ、守臣諴の総長さん
私の何が分かる?」
「!…優雨…!」
「て、てめぇ、涼介に何偉そうな口
たたいてんだよ!!」
「そうです。いくら幼馴染でも
限度ってものがあります」
ホントに私の何も知らないのに
「うるせぇ!
何だよ、てめぇら、優雨は正しい事
しか言ってねぇだろうが!!
何も知らねぇんだから、黙っとけば
いいんだよ!!
今、優雨に対して何か思った奴
一生優雨に関わるな!!」
美沙…やっぱり私の事がよく分かってる
わ


