君の隣に居ること

「基地でな、先にタキと帰ってる」

「おー!!」

「じゃあな、守臣諴…次会う時は
多分、敵だ…タキ、行くぞ」


女王神はそう言って天神と去ろうとした


「あ、あの!」


俺は思わず呼び止めた


「何だ?」

「えと…本当に今日はありがとうござい
ました!この御恩は、一生忘れませ…
ん?」


最後はちょっと疑問形になってしまった


「ぷっ!ははっ!おー、忘れるな」


女王神が笑った!
その時そっと風が吹いて、前髪で隠れていた美しい笑みが見えた

!!!・・・すっげぇ美人!!

あれは、目合わせたら死ぬ奴だな
そういえば優雨も前髪で顔がちょっと隠れてたな