君の隣に居ること

「終わんねぇーーー!!!!!!!」


御津莫広場の近くに来たらこんな声が
聞こえてきた


「守臣諴だな」

「おう、暴れてんのか?
俺も行きたい!!!」


ん?


「メイ、待て・・・
蛇死、死神、嘉璈、殺鬼、殺蜘蛛…
かな…?」

「ああ、蛇死の傘下群かな
スピアよく分かったね」


臭いもんな


「臭いがする。卑怯者の汚い臭い
あいつらの倉庫の前通った時の臭い
と同じ臭いがした」

「スピア鼻効くもんなー」

「あ!!スピアあいつらナイフ持ってる
鉄パイプも!」


おされてるな・・・
何処までも、汚い奴ら・・・


「行こうか…パトロールのついでだ
名前を聞かれたら、メイならメイ
ナルならナル、タキならタキと
名乗れ・・・皆、バレないでよ?」


今、少しだけ、優雨に戻った


「うわ!ナイフは汚ねぇぞ!!!!」


広場からそう聞こえた、僕達はアイコンタクトをして、メイは広場の裏へ
ナルは草むらへ、タキは木の裏へ
僕は広場のど真ん中にある電灯の上に
僕が合図をしたら、皆が出てくるようになっている