「えーと、白島 美沙都…さんは
両親ともに、3年前に亡くなってます ね…今は優雨さんと暮らしてるそうで
…これしか、出てきません」


そんだけ!?だって、族名とか
優雨の家族とかは!?


「そん…だけ…?、え?」


あー、直樹それ言ったら…


「そんな文句言うならてめぇが
調べろ糞が…ですよ」


ほらー、もー
裕太がキレちゃったじゃん!!
最後の敬語と笑顔が余計に怖い・・・


「でも、裕太が調べてこれだけって
なんか、怪しいね〜」


そーだよなぁ〜


「 同盟組め・・・ば・・・?」


う、わーぁお!?!?
このいきなり出てきた奴は
練尾 海、無口だがやはりイケメン


「同盟!?」


組めねーよー
だって・・・


「優雨って、何の族…?」


聞いてねぇし、でてもこなかったし


「あ、そういえば、知りませんね
涼介、明日、聞いてみて下さい」

「おー、分かった・・・って
えぇぇぇ!!!なんでだよ!!
俺、優雨と白島が怖ぇよぉ〜」