君の隣に居ること

・・・涼ちゃんの仲間だ
えっと、確か、
守臣諴の副総長の…あ、梶原 裕太、だ


「入ってるよぉ〜♪」


えっ!って感じの目で皆見てくる


「何の族だ」


涼ちゃん、馬鹿ね。
そんなの言う訳ないのに


「えーっとね、言っていい?優雨?」

「ダメ、狙われたら困るでしょう
それに、面倒くさそう」

「そだねー」


チッ、と舌打ちをする涼ちゃん…と
そのお仲間さん達


「調べてみれば?無理だろうけど」


ニンマリ微笑んで挑発する
守臣諴の幹部は挑発に乗りやすいらしい
(昴情報)
でも、流石にこれ位分かり易かったら
無理…かしら?お決まりなら、乗ってくれるのだけれど…


「あ"ぁ"?出来るに決まってんだろうが
あんま舐めんなよ?」


乗ってるし(笑)


「良いでしょう、その挑発乗らして
頂きます」

「勝手にどうぞ」


冷めたような声と顔で言う


「先生、席は何処に…?」

「お、おぉ、空いてる席に好きに座れ」


空いてる席が沢山あり過ぎよ…