まあ、なにはともあれ…


私は奥の図書室へと進む。



赤い高級そうなじゅうたんの上に一歩足を乗せる。




「わぁ…………」



奥の図書室へと足を踏み入れると…
まるで、未知の世界だった。


そこは、少し暗めの落ち着いた空間。
いるだけで心が休まりそう。


この図書室は表の図書室より狭い。


本の数も、比べるとかなり少ない。


まあ、どっちにしろ多いのだけれど…