氷と魔女《specialstory 完結》

「1年以上も…待ったんだからぁ、バカ…」




「…は?」




「つまり、私もずっと吟のことが好きだったってことだよ、バカ!!」





「っ、!」





遊園地のこの時間帯ともなれば、周りもカップルが多くて。



私と吟が目立たぬことが幸運だった。




近くにいた大人のカップルのように、

私たちは抱きしめあっていた。






「…俺と、付き合ってください」



「………もちろん!」





夕日に染まる遊園地。



長い長い影ができる。





私と吟の影が…抱き合っている。