氷と魔女《specialstory 完結》

「…一応言うけど、

俺の中でのお前の分類は…その…


特別枠だから」




「…なに、その言い方。ここでもまだSクラスの話?」





「違うって!

だから、その…


俺の中でお前は…女子なの。の中でも、夢菜や春香とは違って…



特別…だ。



あぁもう、ここまで言わせるなよ!」





…なによそれ。

…なに、なによ。



自惚れろって言ってるような…もんじゃん。





「俺はお前が…千草が、好きなんだよ」





最初に出会った時は敵同士。

いつの間にか惹かれて、好きになった。

そしてまた敵になって。

最後にやっと思いが通じ合った。



けど、次に出会った時は…吟からしてみれば他人で。



そして、やっぱり私は惹かれちゃって。


諦められなくて。




吟が、好きで……





「おい、ちょ…」




吟が戸惑うのも無理はない。



私が…ボロボロと泣いていたのだから、しょうがない。