「……冷夜かっこいー!」

「だろ?すげえかっこよかったんだぜ!」

「いや、俺も流石に小学校低学年で最上級魔法はコントロールできなかったわ」

夢奈や吟、そして誰よりも大樹が興奮気味に話す。


当の冷夜は恥ずかしいのか、顔をしたに向けたままもう1回ため息をついた。


「……黙ってくれ、大樹。お願いだから…」

「えーなんでだよ!」


相変わらず2人の中の温度は変わらない。

相変わらず


2人の仲の良さに、微笑ましくなった日だった。