「ここは……?」



「!目が覚めたのね…!」


「あなたは……?」


目の前にいた緑色の髪をした女性は笑った。


「私はガイアの化身。地球を守る神…。
来て。みんなが心配している……」




私はガイアに手を引っ張られて、真っ白でなにもない光の中を歩いていく。



「みんな!千草が目を覚ましたの!」




光の中なのに、いつの間にか急に現れたかのように8人の男女がそこにいた。


「おー!良かったな!」
「本当よ…目覚めないと思ったわ」
「目が覚めなかったら失敗したってことになるしねー」



………えーっと…

すっごく入りにくい空気なんだなこりゃあ…