ビリリリッッ


電流のような音が耳を貫いた。


春美のシールドと、シランが出した光の魔法。

それがぶつかり合っていた。


「春美!シールドを強めて!
私がシランをやるから!」


「でも!千草は…!」


「大丈夫だから!信じて!」


私の言葉に春美はシールドをはりながら頷いた。